Last Updating: 2006-03-23
普通にいうところのマツダ・ロードスター1600cc標準車(BASIC MODEL)です。 私の所有している標準車は、エアコン付クラシックレッドのMTで、2000年3月登録です。カタログ落ちしたため、現在は新車で手に入りません。
名前ですが、「ユーノス」ロードスターではありません。「マツダ」ロードスターです。先代(1989年〜1997年)のマツダ製ロードスターは、日本国内ではユーノス・ロードスターと呼ばれていましたが、現行型(1998年1月8日〜)のマツダ製ロードスターは「マツダ・ロードスター」です。また、マツダ・ロードスターと言って標準車を思い浮かべる人はいないので、標準車は標準車(BASIC MODEL)とわざわざ言わなければ、標準車なんだと認識されません。(、、、それに、標準車はほとんど世の中にありませんから、認識する必要もありません。)
マツダ製ロードスターは海外では「Miata」「MX-5」と呼ばれています。たとえばアメリカでは、1998年のフルモデルチェンジ以降の「マツダ・ロードスター」を「Miata2」略して「M2」と呼ぶことがあります。日本で「M2」と言うときはマツダ直系のソフト開発工房「M2」、またはそのコンプリートカーを指します。日本では車両の形式「GF-NB6C/GF-NB8C」(2002年7月以降はGH-NB6C/GH-NB8C)に由来して、「NB」「NB6C」「NB8C」「NB6」「NB8」などと呼ばれます。
NB型の「マツダ・ロードスター」は、2000年7月18日にビッグマイナーチェンジ(運動性能の観点からはフルモデルチェンジと同等)を行っています。NA型の「ユーノス・ロードスター」は、マイナーチェンジを区別するためにsr.1、sr.2(さらに詳しく区別するとsr.1.5を使うことも有り)と各モデルを呼びます。NB型の「マツダ・ロードスター」は決まった呼び方が無いのですが、一般的には「NB1」「NB2」と呼ばれることが多くなっています。
2000年7月18日のビッグマイナーチェンジに伴って、「スペシャル・パッケージ」は「SP」など、グレード名の変更もあります。ちなみにNBロードスターにはNAロードスターにあった「Sスペシャル」はありませんので、「Sp」や「SP」と記述する場合は1.6L(NB6C)の「スペシャル・パッケージ」(NB1)または「SP」(NB2)であると解釈できます。マイナーチェンジ前の1.6L(NB6C)に「Mパッケージ」(Mp)、1.8L(NB8C)には「S」というグレードがあり、混同しないように注意が必要です。「RS」というグレードもありますので、ロードスターを略して「RS」と呼んではいけません。
2001年2月からは、インターネットカスタマイズ専用車としてweb-tuned@Roadsterが発売されました。通常はwebtunedなどと省略されますが、正しくはweb-tuned@Roadsterまでが名称で、読み方は「ウェブチューンドロードスター」です。
1998年1月(北米市場は3月)にフルモデルチェンジしたマツダ・ロードスターも、2000年7月18日にビッグマイナーチェンジ(NB2)が発表されました。1600ccエンジンについては大きな変更はありません。フロントのエアインテークが、現行RX-7と同様に逆5角形になり開口面積が若干大きくなりました。また、ボディーに補強が追加され、RSのホイールは16インチになりました。車重も特にRSは、補強で15kg、その他で25kg、計40kg重くなりました。多くの変更が加えられ、ボディー剛性も曲げ、ねじりとも、特にねじりはフルモデルチェンジ以上に向上し、実際にその効果が評価されています。
2000年7月18日のマイナーチェンジに伴い標準車は廃止になりました。中古でもまず手に入らないでしょう。1600ccのMパッケージもほとんど出ていませんから、標準車と同等の個体を得るには前期型1600ccスペシャルパッケージからパワステやトルセンデフをはずすか、ボディーが補強されたYSリミテッド(オープンデフ、限定車)のパワステをはずすことになります。
その他には、2002年7月9日に排ガス規制対応のためのマイナーチェンジ(NB3)がありました。
エンジンは触媒などの変更で排ガス規制に対応しました。おそらく、ECUのマップにも変更が加えられていると思います。エキマニにも変更があるため以前のものと互換性がありません。
当初心配された1.6Lの廃止はありませんでした。
イメージカラーがクリスタルブルーメタリックからスプラッシュグリーンマイカになりました。
ISO−FIXチャイルドシート対応になり、リアバルクヘッド周辺の補強がなされています。
さらに、2003年9月18日にもマイナーチェンジ(NB4)がありました。ボディカラーに新色3色を追加、エアロボードに2インチツイドラー追加などが行われました。
このままマイナーチェンジを続けると、「NB6」が1600ccのことなのか、5回目のマイナーチェンジのことなのか、区別が付かなくなりそうです。どうしましょう。
マツダ/ユーノス ロードスターは、サーキットのラップなど数値で測れば高性能ではありませんが、FRの古典的で洗練された乗り味と、現代の技術により実現した快適さと安全性を安価に味わうことができ、これらの体験がドライバーの人生を豊かにすることでしょう。
ロードスターは気難しくない範囲で適度に敏感です。タイヤの違い、サスペンションの違い、運転の違いなどさまざまな変化に対して反応を返してくれます。部品が劣化していれば劣化したなりの車になります。だから是非一度、新品のロードスターに乗ってみてください。
バランスの取れた良い設計の車では、新品の状態を知っておくこと自体が大切な体験になります。
中古車は一見安価ですが、それを初期化して本来のロードスターに戻すコストは無視できませんし、恐らく全て純正品を使用して初期化するような勇気がある人はあまりいないと思います。 また、中古のロードスターはそれほど安くもありません。
そのような理由から、新品のロードスターを買うことをお勧めします。エンジンパワー、内装、シャシー剛性、ダンパー、タイヤなどに確かにグレードの差があります。しかし、劣化していないロードスターを手に入れて運転する体験に比べれば、大した問題ではないと思います。劣化していないロードスターを所有する体験は、いつまでも残る貴重な体験だと思います。
新車が高くて手が出ないときは中古を買うことになりますが、中古はすでに部品が劣化しているので維持費用も高くなりがちで、ローンの金利も高いと思います。それらも含めてトータルコストを計算しましょう。
2シーターのロードスターは、人生のある時期にしか所有できないかもしれません。所有できる時に所有してください。
ロードスターの限定車は毎年12月頃に発表される習慣があります。
また、マイナーチェンジは7月〜9月頃に行われる傾向があります。
マツダでは12月〜3月に特別金利キャンペーンをする習慣があります。
従って購入のベストシーズンは1月〜3月の納車です。オープンで快適な時期も春と秋です。
限定車はすぐに売れるときとなかなか売れないときがありますので、その動向にも注意しましょう。
ディーラーとのファーストコンタクトは12月上旬が良いでしょう。RSやSPの試乗をしておきましょう。
web-tunedの値引きは期待できません。(下取り価格でがんばりましょう)
フルモデルチェンジ直後は1.8Lに人気がありましたが、最近は1.6Lにも人気があります。
フルモデルチェンジは2003年〜2004年と予想されていました。
フルモデルチェンジでは
17インチタイヤと2.3Lエンジンのモデルも噂され、ライトウエイト・スポーツではなくなるかもしれません。使用するコンポーネントには、RX-8と共用する部分が出てくるようです。ダイレクトタイプのパワステ、リアのマルチリンクサスペンションなどは、採用の可能性が高いと考えます。
2002年の環境報告書*では「2005年度を目標に2010年燃費基準を乗用車の全重量ランクで達成する。」となっていましたので、ロードスターも2005年中に確実にフルモデルチェンジだと考えていました。しかし、2003年の環境報告書*では「2005年末を目標に超-低排出ガス車を乗用車の90%で達成する。」
と変更になっています。とはいえ、日本よりも規模が大きく安定していた輸出も、2003年度に大幅ダウン(-37.3%)*していますので、やはり2005年度末までにはNCロードスターが発表されると考えます。
重量はカタログ上で1tを超えていますが、これはデュアルエアバック&エアコン標準装備(約30kg増)の為であり、車体剛性や安全性向上の為のボディ重量増を様々な軽量化技術でリカバリーした結果、実質的な重量は初代から言われてきた1t以下を1600標準車・エアコンレス仕様(996kg)でクリアしています。ユーノスロードスター1.8Lノーマルベース車(エアコンレス)は、980kgですから、NAからNBへのフルモデルチェンジでは、16kgしか増えていません。それも、スペアタイヤとバッテリーの配置変更を除けば、重心付近での重量増ですから、フルモデルチェンジで重くなったという評判は1.6Lに関しては幻想に過ぎません。逆にスペアタイヤを降ろしたときの運動性能の観点からは軽くなったと見て良いでしょう。ただし、1.6Lの場合、パワーウェイトレシオは負けています。ちなみに、初代ユーノスロードスター1.6LがベースのM2 1002は970kg(エアコンレス)です。
車両本体価格 (エアコン装備) | 1,790,000円 |
BODY COLOR | クラシックレッド ハイライトシルバーメタリック シャストホワイト |
パワーステアリング | 無し |
トルセンLSD | 無し |
フロントエアダム | 無し |
カラードドアミラー | 電動リモコン無し |
本革巻ステアリング | 無し |
エアロボード | 無し |
マニュアルエアコン | 非装着車有り |
フロントサスタワーバー | 無し |
エアロボード | 無し |
前後パフォーマンスバー(クロスバー) | 無し |
パワーウインドウ | 無し |
ノーマルスタビライザー | 有り |
シートベルト・ロードリミッター/プリテンショナー | 有り/無し |
クラッチスタートシステム | 無し |
運転席/助手席エアバッグ | 有り |
リアデフォッガー | 無し |
メーター/クロムメッキリング | 黒(濃紺)/無し |
パネル照明 | グリーン |
パワードアロック | 無し |
FMアンテナ | マニュアル |
エンジン シリンダーブロック/ヘッド | 鋳鉄/アルミダイキャスト |
エンジン ピストン/クランクシャフト | アルミ鋳造/ダグタイル鋳鉄フルバランス |
エンジン バルブ駆動方式 | メカニカルラッシュアジャスター付きタペット |
ノックセンサー | 有り |
ABS | 無し |
エグゾーストマニホールド | 4-2-1 |
MAGMAボディ | 採用 |
60km/h定地走行燃費(km/l) | 20.3 |
10-15モード燃費(km/l) | 14.8 |
ホイールハブ径/PCD/穴数 | 54mm/100/4 |
ホイールオフセット | 45mm (アルミは40mm) |
タイヤサイズ | 185/60R14-82H |
ブレーキ形式 | F:ベンチレーティッドディスク R:ディスク |
最大トルク/回転数(kg-m/rpm) | 14.5/5000 |
最高出力/回転数(ps/rpm) | 125/6500 |
総排気量 | 1597cc |
車両重量 | 1010kg(エアコン含む) |
一時期はロードスターに適合する純正チャイルドシートがありませんでしたが、世界的に一定の評価がある レマー*製(ヤナセ・メルセデスベンツ、VWジャパン/アウディージャパンなどが以前から採用)を、2001年から導入しており、 ベビーセーフ、プリンス、キング、ズーム&コンフィはロードスターの助手席に適合(2000年10月確認)*します。レーマー・プリンスはポルシェの後部座席に使用できるほど適合性が高く、プリンス、キング、ズーム&コンフィはRX-7の後席にも装着できます。日本で一般的に入手できる製品では、価格を含めるとレマーが第一に推されることが多いです。
さらに2002年7月のマイナーチェンジではISO−FIX対応となりました。これから車を購入してお子さんを乗せる予定があるのなら、2002年7月からのNB3以降をお勧めします。
チャイルドシートの性能評価は装着する車によって左右されます。その振れ幅は、推奨と危険の評価が入れ替わることもあるほど大きいと考えられます。特に2000年7月以前のNB1のシートは左右端が柔らかく、横方向に安定しないと思います。そのようなことから、自動車メーカーが各車種に関して、チャイルドシートの安全実験を行なう必要があると思います。
2001年8月現在、インターネットや日本の団体によるチャイルドシートの情報の中には、日本製のチャイルドシートに遠慮をした評価が多く見受けられます。しかし、現実にはこれらの日本製品は海外での厳しい公的なテストやコンシューマーのテストを受けていないものがほとんどです。日本の基準(国産2003年基準*)は、やっと試験用の台座を若干変形するものに変えた程度の段階で実績がありません。今後もしばらくの間、このような基準に(無理やりにでも?)合わせて日本製品が作られるわけです。特に1999年〜2000年頃の海外製品のOEMには、無理やり日本の古い基準に合わせたために、本来通っていた海外の基準に合致しなくなったものがあります。現在では諸外国の技術基準の内、ECE R 44及びFMVSS No.213に適合しているものは、国土交通省の技術基準と同等と認め、適合するものと扱われるようになりましたので、改めて国産基準に合格する必要はありません。したがって ECE R 44/03かFMVSS No.213に合格しているものを選びましょう。ただし、現行水準に満たない製品でもこれらの基準に合格する場合がありますので、これも万能ではありません。
チャイルドシートの選び方、装着の方法はここを見てください。汎用品に対してユーザーがこんなに気を使う必要があることに驚くはずです。2シータースポーツカーのロードスターにNB3からいち早くISOFIXを導入し、アテンザなどにはテザーリングも導入したマツダを評価したいと思います。
Danar International チャイルドシートセーフティプロジェクト*
少し古い2001年当時の情報です。
チャイルドシートマニアックス*
米国小児科学会から出されたチャイルドシート安全情報*
海外事情はここをまず見ると良いでしょう。2004年時点でもメンテナンスされています。
Car-Safety.Org Carseat Buying Guide*、 Car-Safety.Org Carseat FAQ*
前期NBにチャイルドシートを付けた経験から、特に次の点で注意が必要だと思います。購入時は必ず装着して、ぐらつきが無いか確認すべきです。
私の場合は、当時2歳になる娘のために、2000年4月にコンコルド・フィックスマックス*を購入しました。1と2の条件はクリアしましたが、3は少し不十分でした。4と5は赤ちゃん本舗などで売られている、アップリカ等のスチロール製板を使用して調整しました。6は現在でも1センチ程度のずれがあります。これを見た人には、せめてこれを超えるフィッティングの製品を見つけて欲しいと思います。コンコルド・フィックスマックスには、相性の問題のほかに、座面の金具が熱くなり肌に触れる可能性が高いこと、肩のベルトを子供が外せること、サイドサポートが浅いこと、通気性が悪いこと、ビルトインされたプラスティックのクリップに耐久性の問題があるなどの欠点があります。逆にコンパクトなため、スペアタイヤを降ろしたNBロードスターのトランクルームに入れることができるメリットがあります。ベースの丸洗いもできます。
また、私は1999年10月にコンビ製のプリムターンEXを購入したことがあります。この製品は、今改めて評価すると落第です。着座位置が高いため眺めが良く、後ろ向きにもできるのが特徴ですが、欠点が非常に多くあります。重心が異様に高く安定性が無い。重量が重い。シートベルトがELR付きでしっかりと装着状態を保てない。丸洗いできない。シートの材質が肌とこすれ易く、着座姿勢も悪く、長時間の使用は苦痛(最近の娘談)である。シートバックが低い。バックルの装着が不完全でもわかりにくいなどです。この製品はロードスターには大きすぎて、別の車でしか使ったことがありません。
チャイルドシートの快適性は非常に重要な問題です。レカロの製品は重量が重い(約2倍)、ジュース等をこぼしたときにベースフレームを丸洗いできないという欠点がありますが、快適性も重視した数少ない製品(ただし布がポリエステル100%)だと思います。また、一般的に、ドイツ製は座りごこちが良いらしいです。
パワーベスト?論外。しかし、COSCOのトラベルベスト*というベストタイプの製品はFMVSS No.213に合格しているという事実もあります。
コンコルド(ピジョン)*のフィックスマックス、リフトはピジョンの適合表によると、2001年8月時点でロードスターの助手席に適合しています。
レマー*のベビーセーフ、プリンス、キング、ズーム&コンフィはロードスターの助手席に適合(2000年10月確認)*します。
経験上、これらの情報は公式ながら、しっかり適合する保証にはなりません。
レマー製ベビーセーフはレマーのWebによるとロードスターの助手席に適合(2000年10月確認)*していました。しかし、2004年5月時点(NB4)でマツダのサイトを確認すると適合していませんでした。
コンコルド・バブーは、ピジョンの適合表によると、2001年8月時点では適合していません。
ちなみに、ポルシェ*は、助手席にレーマー・ベビーセーフを装着します。
ボルボは新生児にも使用できるISOFIXシートを販売しています。また、BMWやトヨタもサポートレッグ付きのISOFIXベビーシートを販売しています。(2004年5月時点)
最近では後ろ向き背中45度が主流です。私は、COSCO*のUltra Dream Ride*を新生児のときに購入しました。完全に横向きのベッドにできるもので、新生児をしっかりとホールドするためにアウターシェルが小さく、6ヶ月までしか対応しません。枕を工夫すれば首がすわらないときから使用でき、まさに病院を出るときから使用可能です(我が家は自宅分娩でしたので、それより前から使用しています)。また、変形して後ろ向き背中45度にも対応します。満3ヶ月のときには神戸から東京までこれを使用して10時間で運んだこともあります。フラットにしたときには、横幅が34cmあるため、ロードスターには装着できません。残念なことに暮しの手帖86(2000年6・7月号)安全テスト*では不合格になっています。ただし、これらのテストは正面衝突を重視するアメリカの基準を引き継いでいますので、実際に何処から衝突するかで大きく結果が変わることにも注意すべきです。また、昨今の国産A社のフラットタイプへの批判は論点がずれていると思います。問題は、高重心で大きなアウターシェルを使用したフラットタイプであることです。その意味では国産C社も似たり寄ったりです。また、「新生児」となっていても実際は、生後数週間たった新生児を指していたりしますので注意が必要です。例えば、「退院」と「新生児」は区別しているところや、「誕生から1ヵ月の新生児」は「未熟児」と同等としているところもあるようです。ちなみに体重が軽く生まれた新生児は"low birthweight babies"、未熟児は"premature babies"と記述されます。
後ろ向き背中45度のタイプは、背中がエアバッグでおされるのでエアバッグを殺す必要があります。また、ロードスターに装着するとサイドミラーが見えず視界が大幅に悪化する可能性があります。フラットでないため追突時に首が動きやすく、全方向からの衝撃を考えると、病院を出るときからの使用は若干の不安があります。
新生児対応のチャイルドシートは、構造や形状、重量などが中途半端になりがちで、大きさもロードスターの助手席には無理だと思われます。価格も別々にそろえるよりも高くつくことがありますので、お勧めしません。シェルが大きすぎてサポート性に劣るのを、後付のクッションでごまかすタイプが横行している点もお勧めできない理由です。何らかの事情で買い換えることも多いので、あまり長く使うことにこだわらないことです(弟や妹ができるかもしれませんし)。
特殊な場合として、股関節脱臼専用にはcosco製スペルキャスト*がありますが、これもロードスターには適合しないと思われます。
未熟児など特別の理由がある赤ちゃんには、米国小児科学会(1999/12)に乳児に使えるカーベッドとして紹介*されているCOSCOのUltra Dream Ride*(体重9kg以下、身長65cm以下)の他に、GRACO*のCHERISH*(体重4kg以下、身長50cm以下)、SnugSeat*のCarBed*(体重9.5kg以下、身長75cm以下)があります。特にこれらの製品を選ぶときは、サイズが大き過ぎないか注意してください。
特殊な事情がある場合は医師に相談してください(残念ながら、日本の医師は知識が不足しているかもしれません)。
1997年10月25日* | 第32回東京モーターショーに市販予定車を展示 |
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1998年1月8日* | NBロードスター*販売開始。 | NB1 BASIC MODEL、Mパッケージ、 スペシャルパッケージ、 S、RS、 VS
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1998年 | マツダアンフィニ南東京*から、車評論家の斉藤慎介氏とユアーズスポーツの共同開発によるオリジナルコンプ
リートカー「M-SKY*」発売。マツダの正式モデルではない。 オリジナル・メーターリング、専用車高調など。 |
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1998年11月末 | シリーズとしての累計生産台数は、48万台強。 | |
1998年12月15日* | 限定車「10周年記念車」500台。 |
10周年記念車 |
1999年2月8日* | 先代NAと合わせて50万台を生産。50万台目の車はレザーシート仕様の米国向けで、特別にエボリューションオレンジマイカの外板色。 | |
1999年10月1日* | ロードスターの価格を改定(2万円程度値上げ)。 | |
1999年12月16日* | 限定車「NRリミテッド」500台。 1.8リットル S の6MT車がベース。 より個性的で洗練された外観、高級感のあるクラシカルな内装を採用。 |
NRリミテッド |
2000年2月 | 初代テーマカラー・エボリューションオレンジマイカ、マイチェンを目前に廃止。 | |
2000年7月13日* | マツダ ロードスターが"ギネス"に認定(50万台)。 |
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2000年7月18日* | ビッグチェンジでNB2に。外見変更。剛性向上。 | NB2 M、 SP、 S、RS、RSII、 VS |
2000年12月22日* | 限定車「YSリミテッド」700台。 1600Mをベースに、若々しい印象の専用内装をもち、より気軽に楽しめるオープンスポーツカー。 YSは英語のYouthful & Sports(ユースフル&スポーツ)の略。AT有り。 |
YSリミテッド |
2001年1月30日* | 「ロードスター」に2000年7月から新採用したボディカラー「クリスタルブルーメタリック」が、「オートカラーアウォード2001*」グランプリを受賞。 |
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2001年2月2日* | インターネットカスタマイズ専用車「web-tuned@Roadster(ウェブチューンドロードスター)」を専用ホームページ「ウェブチューンファクトリー*」で発売。 伝説のカラー・サンバーストイエローは3月19日までの商談申込かつ先着450台で販売(後に6月19日商談申込分に延長された)。 |
ウェブチューンドロードスター(NB2 1600cc、1800cc) |
2001年5月24日* | 限定車「マツダスピード ロードスター」200台。 |
マツダスピード ロードスター |
2001年12月13日* | モータースポーツ入門用ベース車両「NR-A」(1600cc、MT)を機種追加。 | NR-A (追加) |
2001年12月18日* | 限定車「MVリミテッド」300台。 |
MVリミテッド |
2002年4月 | 「Web Tune Factory」一時中断に入る。 | |
2002年5月5日* | JAF公認NR-Aカテゴリーのワンメイクレース「ロードスター・パーティレース*」初開催。 | |
2002年7月9日* | 排ガス規制対応を含めて、マイナーチェンジ(NB3)。 車両の形式が「GF-NB6C/GF-NB8C」から「GH-NB6C/GH-NB8C」に。 VSに高級感ある布仕様の幌を採用し、ボディカラー2色を新設定、標準装備を充実。 |
NB3 M、 SP、 S、RS、RSII、VS-CombinationA、VS-CombinationB、NR-A |
2002年9月20日* | 「Web Tune Factory」をリニューアル。オプションを大幅に拡大。 |
ウェブチューンドロードスター(NB3 1600cc、1800cc) |
2002年12月16日* | 限定車「SGリミテッド*」400台。 |
1600 SG リミテッド、 |
2003年2月1日* | 中古のNA6CE型ロードスターをベースにしたリフレッシュビークル「ロードスター MAZDASPEED バージョン」 バージョン1:5台、バージョン2:25台 合計30台。 |
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フロント・フォグランプ装備車両(〜平成15年2月28日)リコール。 | ||
2003年7月 | 「ウェブチューンファクトリー」一時中断に入る。 | |
2003年9月18日* | マイナーチェンジ(NB4)。 |
NB4 M、 SP、NR-A、 RS、RSII、VS-CombinationA、VS-CombinationB |
2003年10月9日* | 「マツダ ロードスター クーペ*」一部限定。 |
マツダ ロードスター クーペ、Type S (追加) マツダ ロードスター クーペ Type A/Type E (限定) |
「ウェブチューンファクトリー」申し込みの受け付けを開始。 サイトは23日から開始。 16インチアルミなど専用アイテム登場。 |
ウェブチューンドロードスター(NB4 1600cc、1800cc) | |
2003年12月24日* |
限定車「マツダロードスター ターボ*」350台。 |
マツダ ロードスター ターボ |
2004年3月17日* | マツダロードスターが生産累計70万台を達成。 70万台目にラインオフした車は、米国向けの1,800ccターボエンジン車で、外板色はベロシティレッドマイカ。 |
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2004年4月 | 専用色ライトニングイエロー、「ウェブチューンファクトリー」に登場。 |
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2004年6月8日 | web-tuned@Roadster限定ボディ色のライトニングイエロー終了。 ノルディックグリーンマイカがWeb Tune Factoryに登場。 ロードスターターボのグレースグリーンマイカ終了。販売店からのメーカー発注の期限は6月15日(火)。 |
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2004年12月27日 | 「ウェブチューンファクトリー Ver.3」リニューアル版リリース。ロードスターターボの受付は、ウェブチューンファクトリーから廃止。 | |
2004年3月1日* | 新型「MAZDA MX-5」を第75回ジュネーブモーターショーに出品。ロードスター初の完全一新。開発コードJ04C。 |
NC、J04C |
2004年3月7日 | 「ウェブチューンファクトリー」でのロードスターの見積もり、商談、来店申し込みが終了。 | |
2005年3月23日* | 新型「MAZDA MX-5」デビュー記念限定車をニューヨークショーに出品 |
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2005年5月17日* | 本社宇品第1(U1)工場で新型「Mazda MX-5/マツダロードスター」の生産を開始 |
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2005年6月2日* | 世界初となる摩擦熱を利用した鉄とアルミ材の点接合技術を開発。新型「マツダロードスター」のアルミ製トランクリッドと鋼板製ボルトリテーナーの接合に採用する。 |
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2005年6月15日* | 新型「マツダロードスター」の予約受注を開始。 同車の誕生を記念したプレミアモデル「3rd Generation Limited」の予約受付も開始。 「マツダロードスター3rd Generation Limited」(導入記念モデル)は専用ボディカラー「ベロシティレッドマイカ」を採用し、クローム調およびアルミ調の専用パーツを内外装に組み合せる。 3,500台を、世界各国において限定発売、そのうち500台を日本で販売。 |
3rd Generation Limited、ROADSTER、RS、VS |
2005年7月15日 | 「3rd Generation Limited」(NC)が「Web Tune Factory」に登場。ボディーカラーは「ベロシティレッドマイカ」の他に「マーブルホワイト」「ギャラクシーグレーマイカ」 |
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2005年8月25日* | 新型「マツダロードスター」(NC)を8月25日から発売。ボディカラーは、4つの新色を含めた計8色を設定。頭部保護機能付SRS*3サイドエアバッグ(全車にメーカーオプション)、
車両盗難を防止するイモビライザーを全車に標準装備。
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2005年9月12日 | 「3rd Generation Limited」(NC)が「Web Tune Factory」で終了。 | |
2005年11月9日* | マツダロードスター(NC)が「2005-2006日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ちなみに、第1回 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、マツダファミリア 3ドアハッチバックで、あとは23年前の第3回にカペラ(‘82-‘83)が受賞したきりとだえていた因縁の賞。 |
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2006年1月* | 特別仕様車「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を発売。 マツダロードスター(NC)が「2005-2006日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを記念した特別仕様車を発売。新しい内外装カラーの組み合わせの採用に加えて、本革製バケットシート、クロス製ソフトトップ、BOSEサウンドシステムなどの特別装備により、ロードスターの質感をさらに高めた仕様。 |
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車 |
2006年4月* | フルモデルチェンジした「マツダロードスター」をベースにしたレース仕様ベースモデル「NR-A(エヌ・アール・エー)」を4月上旬から発売。 | NR-A |
2006年4月13日* | アイテムの選択自由度を拡大したWebカスタマイズモデル「web-tuned@ROADSTER(ウェブチューンドロードスター)」を設定。NR-Aを除く全機種に適用。ブラックのクロス製ソフトトップなどカタログモデルには設定のない装備あり。 | web-tuned@ROADSTER(ウェブチューンドロードスター) |
内装について
車幅について
サスペンションの形式について
シートについて
ブレーキについて
サンバイザーについて
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